【初投稿】思いを形にする2024年

今週のお題「2024年にやりたいこと」

 

はじめまして、匿名ゾンビと申します。初投稿でいまいち勝手がわからなく慣れない点もありますが、大目に見ていただけると幸いです。特段これで始めたい!という風な話題もなく、何について書こうかと悩んでいたのですが、どうも公式のお題がキラキラとしていてブログの門出としてふさわしそうだったので、「2024年にやりたいこと」というテーマで書いていこうと思います。

 

2024年の抱負

「2024年にやりたいこと」について一言でいうと、「形にする」です。

2023年を振り返ってみると、あれやこれやと、やりたいことや成し遂げたいこと、「自分自身こうでありたい」といった理想像をただ追いかけるだけの一年でした。冗談に聞こえるかもしれないのですが、2023年にやりたいこと(なりたいもの)として思い描いていたのは、ボカロP(作曲家)、イラストレーター、プログラマー、YouTuberといったもので、そしていつかはそのすべての分野で第一線で活躍できるような人物になりたいといった無茶苦茶なことを、いたってまじめに考えていました。そんなご立派な目標を掲げているわりに、どれもこれもその分野に関する知識を詰め込むばかりで、なぜか肝心の「形にする」という工程から目を背けていました。どうもこの"病"のことを指す言葉として「完璧主義」というものがあるそうなのですが、この病が進むにつれて自分の思い描く理想像は止めどなく肥大化していきました。そんな理想像となんの成果も積みあがっていない現実との間に生じるギャップはどんどん広がっていき、2023年はそのギャップに苦しめられる一年となりました。今年は、このとめどなく広がり続けるギャップを少しずつでも埋めるべく、「千里の道も一歩から」という金言を胸に、身体にこびりついたぜい肉をそぎ落とすような気持で、地道に成果を積み上げていこうという所存です。

 

腥い夢想

さて、本投稿は初投稿でもあるので、当ブログのという「腥(なまぐさ)い夢想」コンセプトについても軽く触れておこうかなと思います。「腥」という漢字を見かける機会はかなり少ないと思うのですが、普段使う「生臭い」とは別の表記として「腥い」という漢字が同じ意味で存在するそうです。この漢字を初めて見たときは、「月と星が合わさってどうして生臭いんだ!」と衝撃を受けたのですが、どうやら調べてみると左の月は「肉月」だそうで、肉繋がりで「なまぐさい」という意味を表しているようです。その説明にまぁそれなりに腑に落ちたのですが、それとは別にもうひとつ、「腥」という漢字を「人の夢想を形容する言葉」として自分の中で勝手に解釈しています。月や星など、どこか神秘的なものに酔いしれながら、自分の中で気ままに思い描いた空想は、いざ形にしてみると、人の内なる部分がそのまま外に出てきているようで、どこかグロテスクで鳥肌が立つようなものになるということはよくあると思います。そんな人間の空想・夢想のことを、「腥」という漢字は皮肉交じりに言い表しているようで、個人的にすごく「腥」という漢字を気に入っています。

 

コンセプトから妄想全開な当ブログですが、メモ帳の中で半ば腐りかけていた考えごとや疑問に思ったことなどを、そのまま発信するという形で当面は続けていこうかなと思います。かなり言い回しがくどかったり、内容の灰汁(アク)がつよかったりと、痛々しい部分あるかもしれませんが、ドロドロとしたものを自分なりに練り上げて、出来上がった泥だんごを大事に記録として残していく、というのが当ブログのコンセプトですので、よろしくお願いいたします。

 

最後に

2024という数字は「2の10乗である1024」と「2の11乗である2048」という数字それぞれのどちらでもなく、福笑いでつくられた顔のようなもどかしさのある数字であるように感じます。2024年は僕自身にとっても、ふくれあがった理想像と自分自身との差に歯がゆさを感じるような一年になると思うのですが、そんな中でも前を向いて一歩一歩進んでいけるよう精進してまいります。

今年一年何卒よろしくお願いいたします。